臨床研究DBシステムD☆D
臨床研究DBシステムD☆D(ディスターディ)活用のメリット
01.緊急安全性情報への対応
該当薬剤と病名、検査値との複合検索が可能で、抽出した患者について主治医へ報告をすることで投与禁忌、併用禁忌などを未然に防ぐことができます。
02.新規処方に対する検査の有無確認
過去の薬歴に無い場合、該当患者を抽出し、必要な検査を実施するように担当医に報告。
抗がん剤投与後の検査などに利用できます。
03.糖尿病患者の血糖コントロール
糖尿病の薬物治療を施行されている患者の血糖値(HbA1c、NGSP)のコントロールに利用できます。
04.災害時の患者医療情報データバックアップ
バックアップデータとして患者の医療情報を保存・蓄積することで、災害時における参照データベースとして利活用が可能です。
病院のBCP対策の一環としても期待されています。
05.統合されたシステムにより二重入力や重複を防止、運用コストを低減
・高速なデータベース+独自アルゴリズムで高速検索
・SS-MIX(厚生労働省 電子的診療情報交換推進事業)標準化ストレージに対応したシステム連携によりコストを抑制
・誰でもが出しやすく加工しやすい標準的データ
・Web技術を使った利用者にやさしい操作性
臨床研究DBシステム 使用例のご紹介
脳卒中患者の予後調査
抗がん剤投与による、白血球数減少の追跡例
システム構成
※本システムは静岡県版電子カルテ部品に採用されています。
※データベースにはインターシステム社の多次元データベースであるCaché ® を利用しています。
※InterSystems Caché ® は、米国インターシステムズコーポレーションおよびその子会社の登録商標です。
システム機能
機能名称 | 機能概要 | 出力可能データ |
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臨床データ取込機能 | オーダリングサーバより送信された臨床データをHL7形式で取り込む機能です。 | |
患者情報詳細表示 | 対象の患者様に関する各情報の履歴を表示する機能です。
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各履歴CSV 各履歴XML |
複合検索機能 | 以下の条件を“AND”、“OR”などで組み合わせて検索をする機能です。
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患者一覧CSV 患者詳細CSV |
簡易集計機能 | 複合検索により抽出された該当患者様のデータを簡易集計しCSVで出力する機能です。
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対象リストCSV |
時系列による検索機能 | 条件に相関関係を持たせ該当の患者様を検索する機能です。
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患者一覧CSV 患者詳細CSV |
バッチ検索機能 | 設定した条件で指定日単位の該当患者検索結果情報を一覧表示することが出来ます。
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結果一覧 |