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中部電力パワーグリッド株式会社様 導入事例

中部電力株式会社様 導入事例

電力の小売全面自由化などに伴う事務業務の増加を、BOセンターの開設とRPAの導入で効率化~

 

BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)、WinActorを導入・活用していただいているお客様の事例をご紹介いたします。

中部電力パワーグリッド株式会社様は、「くらしに欠かせないエネルギーをお届けし、社会の発展に貢献する」という企業理念のもと、中部地方の安定した電力供給を通じ地域社会の発展や豊かな暮らしの実現を目指す電力会社です。昨今同社では、2016年から導入されている事業単位によるカンパニー制度化や電力の小売全面自由化、今後のスマートメーターの普及などに伴い、営業地域内55ヶ所にある営業所の事務業務が増加の傾向にありました。そこでその対策として事務業務のシステム化・簡素化・効率化などの見直しを進める中で、BO(バックオフィス)業務のアウトソーシングを実施することになりました。

導入の背景

―― BO業務をアウトソーシングされることになった背景を教えてください。


電力ネットワークカンパニー
ネットワーク営業部 営業グループ副長
山本 直也 様

山本様: カンパニー制の導入、電力の小売全面自由化、スマートメーター導入などにより、ここ数年営業所の事務業務が増加傾向にありました。
特に2016年4月の電力の小売全面自由化によって、想定以上に事務業務が複雑化し、これまでと同じ人数ではこなしきれなくなっていました。

―― アウトソーシング化以外にも、解決策はありましたか?

山本様: はい。事務作業のシステム化及び簡素化を進めながら、アウトソーシング化も選択肢の一つとして、様々なところに相談させていただいていました。

選定の理由

―― NTTデータ東海をそのパートナーとして、選定していただいた理由は何ですか?選定の理由

山本様: きっかけはすでにNTTデータ東海とお付き合いのあった、他の事業部からの紹介でした。
最初にアウトソーシングの請負も提案できると聞いたとき、私自身は「NTTデータ東海といえばシステムの開発会社なのでは?アウトソーシングも請け負ってくれるの?」という感想でした。
しかし話を伺ってみると、単にこちらの要望をトレースするだけでなく、「このような方法はいかがですか?」という提案も数多くいただけました。トレースするだけであれば単純に価格競争となってしまいますが、付加価値をつけた提案をしていただけたことが、選定した理由の一つであり、「NTTデータ東海にお願いしたい」という信頼感も生まれていきました。

―― BOセンターの場所を青森に決めた理由は何ですか?

山本様: すでにNTTデータグループのBOセンターがある場所をいくつかご提示いただき、その中から総合的に判断しました。
具体的な決定理由の一つは、人材採用のしやすさです。新しいBOセンターでは50名ほどの人員を確保する必要がありました。
加えて、青森の方は勤勉さと粘り強さに定評があり離職率が低いという統計データも、理由の一つとなりました。

BOセンター開設

―― 開設まではスムーズでしたか?


電力ネットワークカンパニー
ネットワーク営業部 営業グループ
上原 智洋 様

上原様: BOセンターの開設にあたり、まずは「電力の検針方法変更のデータ入力」「スマートメーター取替工事の案内資料の発送」など4つの業務を移管しました。
これまで各営業所で行っていたこれらの業務をBOセンターに集約するために、実際の業務フローなどのマニュアルを作成する必要があります。
まずはこちらで業務についての大まかな流れを文書化した後に、それをもとにNTTデータ東海から詳細についてのヒアリングを実施していただきました。


電力ネットワークカンパニー
ネットワーク営業部 営業グループ
松井 貴志 様

松井様: 開設にあたりNTTデータ東海と実施した業務整理の作業では自社にはない視点で業務への意見をいただけました。
自分たちにとっては当たり前となっている業務を他者の目線で見ていただくことで気づきも多く、業務の見直しはもちろん「見える化」にもつながりました。
その甲斐もあって、BOセンターはオープン当初からたいへんスムーズに機能しています。

―― 準備期間は十分にありましたか?

山本様: 最初のご提案からBOセンターの開設まで、5ヶ月程度だったかと記憶しています。
あれだけのプロジェクトを短期間に進めていただけたのは、こちらとしてもたいへん助かりました。
また、最初の4つの業務移管をスムーズに行えたお陰で、当初は、オープンから6ヶ月程度後に追加委託することを考えていた2つの業務移管を、オープンから3ヶ月後の4月に実現することができました。
これは私たちにとっても、いい意味での誤算でした。

RPA導入

―― その後、RPAの導入もご提案させていただきましたが、いかがでしたか?

山本様: 弊社でも以前よりRPAに興味があったのですが、コストの相場が高額であったことや、既存の基幹システムとの連携が難しいという点から、導入には踏み切れていませんでした。
そんな中、NTTデータ東海から紹介を受けたRPAツール「WinActor」は予算の面でも、システムの汎用性という面でも、試してみる価値はあると感じました。

―― 導入後の成果はいかがですか?

山本様: 導入前の予測では、業務効率は125%となる見込みでしたが、開始して1ヵ月後に確認すると150%という結果でした。いつも私たちが期待する以上の成果を上げていただけて、たいへん感謝しています。

中部電力株式会社様

今後の取り組み

―― 今後のご予定を教えてください。

山本様: RPAの導入で想定以上の業務の効率化が早期に実現できたので、「BOセンターが軌道に乗りいずれは…」と考えていた、さらなる業務の移管も進めていきたいと思います。
もちろん、そのためにはNTTデータ東海の協力は必要不可欠ですので、今後ともよろしくお願いいたします。

―― こちらこそ、引き続き、よろしくお願いいたします。本日はお忙しい中、貴重なお時間をありがとうございました。

NTTデータ東海
青森BOセンター

お客様情報

社名 中部電力パワーグリッド株式会社
本社 愛知県名古屋市東区東新町1番地
設立 2019(平成31)年4月1日
資本金 400億円
従業員数 10,333名
事業内容 一般送配電事業 他

※本事例に記載の情報は、2018年10月時点のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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