PROJECTM
TALK SESSION
プロジェクト座談会

SMART SHOMU

使いやすさを追求した庶務事務システム「SMART SHOMU」のカスタマイズ導入で、自治体職員の業務革新に挑む。

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TALK MEMBER

  •  

    KOJIMA NANAMI

    小島 七海

    2019年入社

  • LEADER

    YOKOYAMA TOMOHIRO

    横山 智洋

    1997年入社

  •  

    KANEKO HIROSHI

    金子 洋

    1997年入社

OUTLINE

第一事業部の横山、金子、小島が取り組んでいるのが、自治体にて3万名もの職員が使う庶務事務システム導入プロジェクトだ。
NTTデータ東海の主力ソリューション「SMART SHOMU®」にカスタマイズを加え、旅費や各種手当などの内部事務に革新を起こすのが今回の大きなミッション。通常よりも短い納期に対応するために30名規模のプロジェクトチームが編成され、リリースに向けて急ピッチで業務が進められている。
プロジェクトリーダーの横山が全体のマネジメントを行い、金子が業務の具体化や仕組み作りを担当。新入社員の小島は、金子の指導を仰ぎながらシステム開発のノウハウを吸収している。

01 プロジェクト立ち上げ時に感じたことは?

横山
自治体向けのシステム開発に長年携わってきましたが「SMART SHOMU®」案件を担当するのは今回が初めて。リソースが空いたタイミングで部長から声がかかって会議に飛び入り参加したのですが、それが案件のキックオフでとても驚きました。しかも自分がリーダーを務めるとは…
金子
そのケースはかなり異例ですね(笑)。しかし、最近は事業部全体で業務をサポートし合う雰囲気になりましたね。私も「SMART SHOMU®」は初めてで不安はあったのですが、会社の主力ソリューション に精通できるチャンスだと捉えました。
小島
私は就活時に「自治体の仕事がしたいです!」とアピールしていたので、メンバーになれてとても嬉しかったです。
金子
若手のうちはプロジェクトに途中から入ったり、途中で離れてしまうこともあるので、1年目でPJの立ち上げからサービス開始まで携わることができたのは小島さんラッキーでしたね!

02 プロジェクトで大変だったことや手応えを感じたことは?

小島
文系出身でプログラミングの知識はもちろん、IT自体に不慣れだったので、最初はエクセルを使った資料作成も思うように進められませんでした。金子さんにもたくさん質問して、迷惑をかけたと思います。でも、質問の回数がしだいに減っていき、学んだ内容を新卒の仲間にレクチャーできるようになった時に少し手応えを感じました。
金子
小島さんは勘所がいいというか…1回教えたことを何度も説明する必要がなかったので「たいしたもんだなぁ」と感心していました!
このプロジェクトで私が苦労したのが、各フェーズにかかる時間の見積もり。関わる人数も多いので経験やスキル、想いなどにバラツキがあり、品質のゆれも懸念事項でした。想定外のことが日々起こって対応に必死でしたが、計画したスケジュールと進捗が一致すると手応えや自信につながります。しかし、プロジェクトは最後の最後まで気が抜けないというのが本音ですね。
横山
たしかに完遂まで気が抜けませんね。今回はさまざまな課題に苦しんで、なんとかこなしてきたという感じ。2ヶ月後にサービス開始ができるか不安もありますが、苦労を重ねただけに良いシステムがしっかりと納品できれば大きな達成感が得られると思います。

03 NTTデータ東海のチームワークや社風は?

横山
課題や問題を抱えている人がいたら、周りの誰かが手をさしのべるイメージ。個人プレイではなくチームでプロジェクトを進めるのでチームワークはいいと思います。現在のチームで毎朝行っている「朝会」の取り組みもいいですよね。
金子
朝、顔を合わせておくだけで質問もしやすくなるので、全体の雰囲気が良くなりますね。あと、世のIT企業のイメージのように全員がディスプレイに向かって仕事をしている感じではなく、むしろ数人でホワイトボードを囲んでコミュニケーションをとっているシーンが多いと思います。SEとプログラマって実はかなり違っていて、SEはコミュニケーション力や発想力、表現力が重要だと感じます。
小島
1年目の私から見ても、コミュニケーションが活発でチームワークがとても良いと感じます! 大きなプロジェクトは自分だけで解決できないことが多いのですが、私が質問するとみなさん丁寧に教えてくれますし、助け合って進めている雰囲気があります。 あとは、私はそもそも社会に対して「厳しくピリピリしたイメージ」を抱いていたのですが、みなさん優しく人間関係の悩みがまったくないことに驚きました。
横山
穏やかな人が多く、最近よく話題にあがる飲み会の強制もないですし、年休も取りやすいというかむしろ「必ず消化してください!」という雰囲気ですね。
金子
年休をとるのが当然という雰囲気で、理由もいちいち聞かれないのがいいですね。計画的に休みをとる前提で業務のスケジュールを立てています。

04 「仕組みをデザインする」という思いは?

金子
私たちが手がける庶務事務システムは自治体の中で使われますが、事務にかかる負担や時間を削減することで、職員のみなさんがもっと価値のある仕事に集中できます。また、事務負担を減らす仕組みをデザインすることで、働き方改革にもつながると感じます。
小島
職員に時間や余裕が生まれれば、住民にとってより良いサービスの提供につながり、みんながハッピーになれますよね! そんな想いをこめて、自治体向けのシステム開発にこれからも取り組んでいきたいと考えています。
横山
自治体を相手にしたプロジェクトは品質面での要求がシビアなので、私たちの技術力が磨かれるという一面もあると思います。そこで培ってきたノウハウや仕組みを自治体以外の、たとえば学校などにも広げていくことで、世の中をより良くすることに貢献できるのではと思います。

05 これからやってみたいことは?

小島
ITの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させるDX(デジタルフォーメーション)やAIなど、先進事例に携わりたいという気持ちがあります。発展的な取り組みに積極的にチャレンジしたいです!
金子
ずっと規模の大きなプロジェクトに携わってきたので、発想で勝負するようなコンパクトなシステム開発をしてみたいという野望があります。アイデアを迅速にカタチにしていく部署があってもいいですね。
横山
退職までに「SMART SHOMU」のような会社の主力となるパッケージソフトを生み出したいと考えています。「SMART SHOMU」は、数年前に開発したシステムをベースにしたパッケージソフト。会社の発展に貢献できるアイデアやシステムを残していきたいです。

06 どんな人材がNTTデータ東海で活躍できると思いますか?

小島
すべてを一人でやりきることはできない仕事なので、コミュニケーションが重要です。誰かに頼る際に聞きたいことの要点をしっかりとまとめたり、逆に誰かから質問を受けたときに端的に答えられる方が活躍できると感じます。あとは、新しいことに前向きな方が向いていると思います。
金子
私たちが手がけるシステム開発は繰り返しの仕事ではないため、覚えたことをベースに自分の力で進んでいける人が活躍できます。自分の意思で進めていく力がないと、案件が捌ききれなくなります。物事を自分なりに解釈して、粘り強く前に進んでほしいですね。
横山
マネジメントを行う立場から見ると、プロジェクトの大局と自分の役割をくみ取ることができる方が活躍できると思います。必要最低限の情報から「自分にどのような役割が与えられているか?」を察知できれば、仕事がスムーズに進んで気持ち良く働けます。また、IT業界は急速に進歩していきますので、変化への興味を持って常にスキルアップを目指せる人材が求められています。

MESSAGE 上長からのメッセージ

部長

ASAI TOSHIO

浅井寿夫

1991年入社

地方自治体様向けの財務会計・人事給与・庶務事務等の内部情報システム、住民基本台帳・税務・介護保険等の住民サービスシステム、医療領域の情報システムといった様々な業務システムの企画・開発・運用に携わっています。近年では、業務システムのクラウド化やOSSを積極的に採用した、コストパフォーマンスに優れたシステムやサービスを提供しています。
ここで紹介した「SMART SHOMU®」は、行政重点ソリューションとしてグループ会社と連携して全国展開を図っており、今後もAI・RPA等のデジタル技術も積極的に活用して強みを磨き、更なる行政サービス向上に貢献するとともに、社員が成長を実感できる事業運営を大切にしています。